
子育てと木の枝
ここパリ郊外でも、週末はとても暖かい陽気となり、 外に出ると、久しぶりの春のような気候を満喫しようと 多くの人が家族連れで散歩をしていました。 色々な人種の人が普通に混ざり合って生活していますので、 散歩の風景も国際色豊かです。 何人かアフリカ人のお母さんと知り合いになりましたが、 小さなお子さんを連れている場合でも、ベビーカーを押すことはなく、 スカーフのようなものにくるくるっと器用に赤ちゃんを包んで 背中に斜めにおんぶしています。 両手はいつも空いているので、買い物の袋を持っていたり、 お兄ちゃん、お姉ちゃんの手を繋いでいたり。 アフリカ系の方は腰がとても上がっている人が多いので、 赤ちゃんもお母さんの腰の上にピタッと乗っかるような感じで、 心地良さそうにすやすやと寝ています。 カラフルな民族衣装のワンピースで赤ちゃんをおんぶしている姿を見ると、 赤ちゃんを背負ったまま、畑仕事をするお母さんの姿が目に浮かびます。 パリ郊外の街に住んでいるので、畑仕事はしていないと思いますが、 フランスという国に適応しながらも、やはり子育ては自身のスタイルが一