いつかAIにも笑いのツボが?!
- 井本整体フランス支部
- 4月24日
- 読了時間: 3分
こんにちは、井本整体フランス支部です。
東京本部から発行されている機関誌『原点』。
いつも新しい原点が届くのが待ち遠しく、
受け取ると、オリビエ先生が講座の日に必ず道場に持っていきます。
日本人講座生もいらっしゃるので、その方達には
直接原点をお渡ししていましたが、
フランス人講座生は写真を眺めたり、日本の空気を感じたり、
というぐらいでした。
ところが最近、置いてある原点の写真を撮るフランス人講座生。
撮ったその場で、書いてあることがあっという間にフランス語に!
読み取りも翻訳のレベルもなかなか高く、
「全部はわかってないかもしれないけど、
読めないと思っていたものが読める」と大喜び。
井本先生の巻頭言やケーススタディーなどを地道に訳していた時期もありましたが、
もう翻訳という作業はどんどんAIに置き換わっている印象があります。
フランス語でIAと呼ぶ人工知能、今後も短期間に凄まじい発展を見せること間違いなし。
これは翻訳などもういらない時代がすぐそこまで来ているのかなぁ・・・
と少し寂しく、フランス語の習得モチベーションが急降下。
いやいや、セミナーや講座などは、やはり外国語としてのフランス語、日本語を
使いこなせないとダメなんだから、日々精進あるのみ!
と自分を奮い立たせようと思った矢先、ある広告が目に入りました。
「耳に装着するだけで、自動翻訳してくれるイヤホン
旅行先やラジオ、会議などで瞬時に翻訳!対象言語は75カ国語!」
ええええ!もう想像のはるか先まで行っていました。
いつかパリセミナーでも、参加者の皆さんがこれをつけている光景が浮かんできます。
日仏二カ国の講師がそれぞれの言葉で話しても、
参加者が通訳を介さず同時に理解する、
そんな世界が来るのも遠くはないのでしょうか・・・
3月のパリセミナーに、東京本部から講師として来仏してくださったW先生。
「いつも講座でウケる話があって、自信を持ってパリセミナーでも話したんだけど、
通訳通してだから間も違うし、通訳してもらっても面白さが伝わらなくて、
全然ウケなかったなぁ」
確かに笑いのツボは国によって全く違うものの一つ。
言語のみならず、文化背景や流行り、習慣などいろんな要素がベースに会って成り立つ、
言葉の意味以上に奥深いものがあるのかもしれません。
テレビでこちらのコメディアンの話を聞いても、
「なんでここで皆こんなに笑うんだろう・・・」とはてなマークが浮かび上がることもあり、
逆にちょっと場を和ますためにと言った冗談が「え?意味わかんないんだけど」と突っ込まれたり。
いつの日が、笑いのツボまでAIの技術で上手に通訳されて、
W先生もパリセミナーで参加者皆さんを同時に笑わせる日が来るかもしれません。
それでは à bientôt !
