春らしい日差しになってきました。
フランスにも意外とたくさん桜があり、毎年この時期になると、
日本を思いながら淡いピンク色の花に癒されます。
先日、知人の女性と道ですれ違い、立ち話をしました。
40代のその女性が、嬉しそうに報告してくれました。
「最近家にいる時間が増えたら、夏に備えて脱毛してるの。
これで夏のプールはばっちりね」。
・・・なるほど。ステイホームを夏の水着姿のために活用するなんて、
ポジティブで楽しそうではありませんか。
フランスのビーチやプールには、何歳になってもビキニで夏を楽しむ女性の姿がほとんど。
おばあちゃんになっても、肩紐の日焼けはしたくないと、紐をずらして日焼けをしています。
日焼けを気にして長袖を来てる人はほとんどいませんので、
郷に入っては郷に従え、私も恥ずかしさを捨ててフレンチスタイルで夏を過ごしています。
ビキニの布も、かなり小さめな方も多いのですが、そうするとお尻と腿の境目が見えます。
プールサイドであたりを見回すと、時々その境目に左右対称で黒ずみがある女性を目にします。
かく言う私も、恥ずかしながらこの黒ずみがありました。
昔はお風呂で一生懸命こすってみたり、クリームを塗ってみたりと色々試しましたが全く効果はなし。
どうせ見えないところだからと、ここ数年はすっかり忘れていたのですが、
先日ふと鏡を見るとこの黒ずみが消えていました。
あんなに何年もあったのに・・・
しかも黒ずみがあった場所がググッと上方向に持ち上がっていて、
以前はお尻の下の方にあったものが、後ろ姿で見えるところまで移動していたのです。
以前、東京本部の講師の先生からお聞きしたことを思い出しました。
「お尻は肺と関係がある」
疲れていた私の体は、肺の負担が肋骨を下げ、そのせいで腰が落ちてしまっていたのか・・・
ここ数年、体操とともに肋骨も上がり、それに連動して腰も持ち上がってきていました。
肺への負担が減り、黒ずみも消え、さらにヒップアップに繋がったようです。
お尻の黒ずみだけではなく、肘や膝にも黒ずみが現れることがありますが、
それは体から出ている負のサイン、ゴシゴシ洗ったり、クリームを塗っても消えないんですね・・・。
さて、黒ずみが消えたからと言って、こちらのマダムやマドモワゼルのように、
お尻が見えそうな小さなビキニを着る勇気はありませんが、
なんだかちょっと夏が楽しみになった出来事でした。
ステイホームも使い方次第、夏の日差しに照らされた知人の女性の弾ける笑顔が楽しみです。
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