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ブルターニュの桃

  • 執筆者の写真: 井本整体フランス支部
    井本整体フランス支部
  • 2023年4月5日
  • 読了時間: 2分

こんにちは、井本整体フランス支部です。


いよいよ4月に入りましたね!

日本は新年度ですが、こちらは特に変化のないフワッとした日常が続いています。

それでももうすぐ復活祭「Pâques」。

スーパーにはウサギや卵の形をしたチョコレートが見事に山積みされています。


去年の夏頃でしょうか、フランス支部講座生のジェラルドさんに庭でできた桃をいただきました。

自生する自然の桃で、それはそれは甘くて美味しい桃でした。

桃をいただいた時、「種は土に埋めておけばいいよ」と言われたので、

使っていなかった植木鉢に土を入れてぽんと埋めておきました。

えーこれで芽が出るのかなーと半信半疑でしたが、そうこうしているうち、秋、冬となり

半ば忘れかけていました。


ところが10日ほど前、その鉢から小さな目が出ているのを発見!

最初は桃かどうか自信がなかったのですが、そのうち、二つ、三つと目をだし、

日に日に葉っぱも大きくなってきました。

猿蟹合戦のように種を埋めただけなのに、それこそ昔話のように芽が出てきて

この春いちばんの感動です。


ジェラルドさんはパリの講座にブルターニュから通っています。

最近続いているストライキで、予約していた電車がキャンセルになるなど、

移動が難しい日がよくありますが、

ジェラルドさん、そのストライキの網を掻い潜り、キャンセルになっても

代わりの電車や交通手段をすぐ探し出し、一度も休むことなくパリまで通っています。


その熱意のままに、今年の秋から日本に3ヶ月弱来日すること決断されました。

もちろん滞在目的は東京の道場で思う存分整体を学ぶため。


きっとジェラルドさんが日本に行かれる頃には、

いただいた桃の芽もぐっと大きくなっていることと思います!


新年度をお迎えの日本の皆様は体調にお気をつけて、

山積みのチョコレートを前に迷っているフランスの皆様はどうか食べ過ぎにお気をつけて

新芽の季節、素敵な4月をお過ごしください。











 
 
 

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