久しぶりの赤ちゃんの温もり
- 井本整体フランス支部
- 3月7日
- 読了時間: 3分
こんにちは、井本整体フランス支部です。
先日、昨年11月に男の子を出産した知人が遊びにきました。
3ヶ月になった男の子は、首もすわり、クリっとした大きな目で
目に入る景色を興味津々に見ています。
「抱っこする?」
ふいに私の両腕に赤ちゃんがきました。
生後数ヶ月の赤ちゃんを抱っこするのはもう9年ぶりでしょうか・・・。
私の服をきゅっと掴む小さな小さな手。
手のひらで包めるぐらいの小さな頭。
ふわっと香る赤ちゃんの心地よい匂い。
そしてそんな小さな体の中から溢れてきそうな力強さと温かさ。
純粋に、守らなければならない命を感じます。
知人夫婦にとっては初めての赤ちゃん。そして知人のママはかなりの心配性。
不安や心配から、まだ3ヶ月なのに疲れ切っている様子です。
「赤ちゃん1人で、しかもまだ数ヶ月なのに不安しかない。
最初は寝てばかりだから余裕だと思ってたのに、全然思っていたのと違う。
3人もどうやって育てたの??」
本当に、どうやってたんだろう?!
夫婦で奮闘している知人を見て、私も全く同じ質問を自分にしてました。
喉元過ぎれば、ではありませんが、育児って忘れるものなのでしょうか。
でも妊娠出産育児を通して学んだことは計り知れず。
当時は余裕がなく、ヒーヒー言いながら過ごしていたことももちろんありますが、
子育てが少し落ち着いた今振り返ると、
大変な中にも、あの赤ちゃんの温もりを感じていた時期の充実感を思い出します。
知人の新人ママにも、赤ちゃんが安心できるようどっしりと構えて
充実した育児の日々を過ごしてもらいたいと思います。
さて、妊娠前に比べかなり体型が変化した知人。
以前渡してあった妊娠出産育児の本を持ってきて、
「内転筋の骨盤挙上体操もう一度教えて!」
最近はスマホで写真を撮ると自動翻訳してくれるとか。
おかげで日本語の本も、完璧とは言わないまでも、フランス語で理解できるそうです。
本の中のあるページを写真に撮っている知人。
“人体力学が、産後をとても大切に考える理由。
それは、お母さんに撮って、産後の養生が、人生に置いて最も大きな体質改善の機会だからです。この時期の過ごし方が、その後のお母さんの人生を左右すると言っても過言ではありません”
(『お母さんと赤ちゃんの体のしくみの本当のところ』(井本整体人体力学編集室)より)
「こんなこと今まで誰も言ってくれなかった!人生を左右する?私どうなるの〜!」
大丈夫、大丈夫!
ここ数日、夕方になるとだいぶ気温が上がるようになりました。
柳の枝から一斉に新緑の芽が出始めています。
春の訪れももうすぐですね。
それでは、à bientôt !

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