まだまだ規制が多いフランス。
飲食店はもとより、様々な施設も閉鎖中。
天気の良い休日でもできることは限られているので、
ジョギングや散歩をする人をたくさん見かけることになります。
友人と話しながらのんびり散歩をする人、
犬と一緒にジョギングする人、
歩いたり走ったりする理由は様々ですが、基本的にはのんびりと歩いている人が多いようです。
毎日暗いニュースが多く、規制が終わったと思ったらまた規制、腰が入らないのも当然です。
そんな中、ご近所さんに、飼い犬を連れていつも楽しそうに歩く男性がいます。
踵を浮かせるように颯爽と大股で歩き、コロナの逆風もなんのその。
犬にも負けないスピードで胸を張って決まったコースをあっという間に歩きます。
天気が良い日は森での散歩も欠かさないとか。
見ているだけでこちらまで元気が出そうです。
井本整体の機関紙『原点』2月号に、認定指導者の田川先生による「楽しく歩こう」というテーマ別セミナーの報告が掲載されていました。
その中で、田川先生が感銘を受けた井本先生のお話が紹介されていました。
「散歩をする事で腰が上がるよ」
動くから疲れるのではなく、動くことで、腰が上がった良い体を作り、体を元気にできる。
やる気が出ないとつい休みがちになりますが、
自家発電のように、動くことで体に活力が出てくるのかもしれませんね。
でも、一言に「歩く」と言っても、どうやら闇雲に歩けばいいというものではなさそうです。
人体力学的に良いバランスを保ちながら歩くと、無駄な力を入れず、綺麗に楽しく歩けるとのこと。
そのポイントの一つである腰と足の裏については、次回のブログでお話したいと思います。
ところでそのご近所の男性は、お孫さんもいらっしゃるパピーなのですが、お仕事をしている奥様がお休みの日は、お二人手を繋いで仲良く散歩をしてます。
奥様が一緒だからのんびり歩くのかなと思っていたら、奥様もまさかの驚きのハイペース!いつものリズムそのままでお二人+犬で歩いています。
唯一ゆっくり歩くのは、時々遊びに来る3歳のお孫さんとお散歩するとき。
先日立ち話をした時に、「孫が来ると疲れちゃうよー」と一言。
え、あんなに歩いているのに!とも思いましたが、
快速散歩とお孫さんとの時間は、きっと体の使い方が違うのかもしれませんね。
散歩に限らず、買い物、学校の送り迎え、通勤通学、歩く機会は毎日あります。
自分の歩き方、どんな感じかな?と、少し意識して楽しんでみませんか。
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