こんにちは、井本整体フランス支部です。
お店に行くと、クリスマスの商品やデコレーションが
本格的に並ぶようになりました。
ハロウィンが終わってすぐ、クリスマス商品が並びましたが、
お店によってはカボチャとツリーが横並びになっているところも。
グレーな天気が悶々と続く11月、
キラキラしている街角に、ちょっと気分も上がります。
ある日、滞在許可証を見ると、来年の3月に期限切れ!
念の為戸籍謄本を取り寄せて、日本大使館で翻訳してもらったりしましたが、
どうやら今度は永住権が取得できそうなので、そのための必要書類を見てみると、
「フランス語の能力を証明するもの」
うわー、試験一度も受けたことないので証明できるものがありません。
仕方なくTCFというフランス語版TOEICみたいなものに申し込んでみました。
在仏10年、生活するにはほぼ苦労はなくなりましたが
それは腹が据わって間違いを怖がらなくなっただけで、ミスの数は相当なもの。
試験では「腹据わりレベル」は加算されるわけもなく、むしろ足を引っ張っる予感。
でも、メールマガジンや井本整体の機関紙「原点」の記事を訳したりしたおかげで
語彙は確実に増えています。
骨盤、肋骨、肩甲骨、腕を上げて脚を伸ばして、一点に力を集めて・・・
整体に関わるフランス語はなかなかいい感じで頭に浮かびます。
そういえば「仙骨」のフランス語はos sacrum。
sacrumの語源はラテン語の「聖なる」という意味のsacerから来ているそうです。
体型も言葉も全然違うのに、体に中にあるこのひとつの骨の名前が
「神聖な骨」と呼ばれていることを知って、とても興味深く思いました。
仙骨の大切さは言葉を超えて世界共通なのかもしれませんね。
・・・でも試験で「仙骨」は出てこないはず!!
気がつけば試験まであと5日。
フランス語の不安もさることながら、
若い受験者の皆さんに囲まれたその中で、
パソコンの画面から思いっきり顔を離して目を細めながら、
霞んでよく見えない問題文を必死に読もうとしている自分の姿が目に浮かびます・・・。
せめて体にまつわる問題がひとつでもあればなぁと祈るばかりです。
それではà bientôt !
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