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歯の妖精がやってくる

  • 執筆者の写真: 井本整体フランス支部
    井本整体フランス支部
  • 2023年5月12日
  • 読了時間: 2分

こんにちは、井本整体フランス支部です。


先日、娘が「上の前歯が抜けた!」と抜けた歯を手のひらに乗せて走ってきました。


私が子供の頃は、歯が抜けると、上の歯は軒下へ、下の歯は屋根の上に投げて

いたように思いますが、こちらでは抜けた歯を枕の下に置いて寝ると、

寝ている間に歯の妖精が回収にきて、代わりに硬貨を置いていく、という慣習があります。


地域や時代によって違うのかもしれませんが、昔はどうやらネズミだった模様。

それがいつの間にやらかわいい妖精に変化しましたが、

硬貨を置いていく、というのは変わらないようです。


夜、いそいそとむき出しの歯を枕の下に置いて娘は寝ました。

ところが妖精の方も、そのことをすっかり忘れて早々と寝てしまいました。


翌朝娘が低めのトーンで「妖精来なかった」と報告。

でも娘はもう7歳、サンタクロースも歯の妖精も目の前の私が担っているということを

完全にわかっています。

「あらあら、妖精さん忙しかったのかしらねー」と言うと、

抜けた歯を差し出して「2ユーロちょうだい」と一言。

え、前回まで1ユーロじゃなかったっけ?!値上げされている!

仕方なく、財布から2ユーロ硬貨を出して、抜けた歯と交換。

妖精が舞うお伽噺な感じはゼロ、ただの取引となりました・・・。


歯といえば、東京本部の伊藤先生が執筆された先日のメールマガジンには

歯ぎしりのことが書いてありました。


「歯ぎしりは肋骨がこわばっている時」


時々歯ぎしりの苦情をいただく私も反省しきりです。

私の母も「もうお父さん歯ぎしりがうるさくて」とよく言っていました。

肋骨や大胸筋などをきちんと緩めることは、

質の良い睡眠には本当に大切なことなんですね。


そんな父、ある日電話で、「なんだか最近歯が痛くてさー。虫歯かなぁー。」と報告が。

・・・でもよーく考えたら、父はほぼ総入れ歯。

残り少ない歯が抜けたらぜひ妖精に来てもらいましょう!


それでは良い週末をお過ごしください。


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