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執筆者の写真井本整体フランス支部

深い呼吸で穏やかな一日を

こんにちは、井本整体フランス支部です。


井本整体東京本部から発行している機関紙「原点」10月号が今月もフランスに届きました。

毎月東京本部から送っていただいているのですが、封を開けると日本の空気とエネルギーが

フワッと飛び出してくるようで、いつも楽しみにしています。


今月号の井本先生の巻頭言のタイトルは「なぜ、お腹を診るのか」。

その巻頭言の中で井本先生が、呼吸が深い人と呼吸が浅い人の話をされています。


中傷されても腹が立たない人もいる。どしっと座っている。そういう人は呼吸が深い。

呼吸が深い人は寿命も長く、呼吸の浅い人は寿命が短い。


そんな文を読んで慌てて深呼吸をしたりしましたが、もちろん付け焼き刃ではダメで、

日頃から深い呼吸ができることはとても大切なことだと改めて思います。


ここ最近、製油所従業員によるストライキでフランス全土でガソリンが不足しています。

ガソリンスタンドには長蛇の列ができます。


先日の朝、車で出かけるとすぐに渋滞の最後尾にぶつかりました。

いつもは渋滞なんてしたこともない小さな道路ですが、一向に動きません。

時刻は朝8時15分。

パリまで車で通勤する人、学校に子供を送る人などでこの時間帯は誰もが急ぎ気味、

イライラが車の外まで感じられます。


前を見ると、街の小さなガソリンスタンドに長い列。

さらにガソリンスタンドの前でこの忙しい朝の時間帯にアスファルトの舗装工事同時開催。

大きな工事車両が1車線を占領しているので、その車両の向こう側とこちら側で

どちらが先に行くか、もう火花が散りそうな雰囲気です。

さらにそのガソリンスタンドのすぐ先は信号のない三叉路。

クラクションがあちこちで鳴り、どの車も運転が荒めに・・・。


そんな状況になると、いつの間にか呼吸も浅くなりイライラが募り、肩も持ち上がり気味に。

すぐ後ろの車にクラクションを鳴らされたりするとさらにストレス。

運転席ではほとんどの人が前のめりで、ハンドルを握る手に力が入っています。


毎日の生活で、思うように物事が進まなかったり、何かを言われてムカッとすることもあると思います。そんな時でも、深い呼吸を意識して、どっしりと構えることができたら、

日々の生活も楽に過ごせることが多くなるかもしれません。


体がこわばると、身体も心も柔軟な対応がしにくくなりますよね。

部分浴、蒸しタオル、深息法、体操などで体を緩めて、深い呼吸をたっぷりとお腹まで届け、

ゆったりどっしりとした毎日が過ごせるようにしたいと改めて思うのでした。


皆様もどうか深い呼吸で秋深まる週末をお過ごしください。

















この道で初めて見る渋滞です。早くガソリンが届きますように!

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