ここ最近、また寒い日が続いています。
5月ですが、いまだに冬のコートが片付けられません。
前回のブログで、お散歩のことを書いて、
書いたからには私も張り切ってお散歩を楽しむつもりでしたが、
ついつい寒さに躊躇してしまいます。
一回外に出てしまえば、歩きながら体もどんどん温まるのに、
最初の思い切りが欠けているようです。
さて、先日東京本部の伊藤先生から配信されたメールマガジン、
そして3月に配信されたメールマガジンにも、
歩き方、そして足裏のバランスについて書かれていました。
「足の裏は、親指と小指、そして踵の3点でバランスを取っている」
「親指は力を入れる方、小指は抜く方」
さらに、腰が疲れている時や、骨盤が開いている時は、
小指と踵の外側のラインに力がかかってしまうそうです。
重心が後ろに落ちたり、外側に広がったり、
力学的なバランスが崩れてしまっている状態です。
そんなメルマガを読んで「あ!」と思い出したのが、数年前に見たテレビ番組。
足の裏を長年研究している方が、膨大な数の足裏のプリントを集めていらっしゃいました。
これを見ることで、立っている時に足裏のどこが地面に接しているのか、
どこに力がのっているのかがわかるそうです。
まるで足裏にインクをつけて足形を取ったような資料がいつくも紹介されました。
その方が最近足裏に変化が起きているとおっしゃっていました。
ここ最近、足裏のプリントをとると、足の指の跡がつかない方が増えたとのこと。
どの足跡も、もちろん踵は映っているのですが、いわゆるイラストで想像するような
全ての指が映っている足跡は意外にも少ないのです。
特に近年のものは、親指が消えているもの、小指だけがちょこっと映っているもの、
そして踵はばっちり映っているのに、土踏まずから指先にかけて
全く趾が映っていないものまでありました。
どうしてそういう足跡になってしまったのかまでは聞けなかったのですが、
これも、腰が落ちたり、疲れが溜まって力学的なバランスが崩れてしまった
結果なのかもしれません。
そういえば、足の裏の手入れなどしたことがないのになぜかツルツルで、
それを誇らしげに自慢してくる80過ぎの父ですが、
腰も落ちて、靴底も外側ばかり減り、見事なO脚になっています。
地元公民館でダンスを習っていましたが、厳しい女性の先生から、
「脚はピシッとくっつける!それじゃ向こうの景色が見えてるじゃないの!」
と言われ、「向こうの景色が見えるって・・・」とガックリ。
ツルツルな足の裏も、バランスが欠けているようです。
菜の花の季節になりました。
腰をキュッと上げ、親指にクッと力を乗せ、
集中力バッチリな颯爽とした週末をお過ごしください。
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