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​講座生の声
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​ジェラール

Gérard

井本整体に興味を持ったきっかけを教えてください。

 

私は長い間、原因がわからないまま体調を崩し、2002年から2017年にかけて健康状態がどんどん悪化しました。2013年ごろには仕事ができなくなり、たくさんの様々な痛みや症状がありました。私はしばしば衰弱し、体調を崩し、抵抗力がありませんでした。慢性疲労症候群のようでした。

 

2017年、私は絶対に長い間ライム病を患っていたのだと思いました。私は落ち込み、克服できるチャンスはあるのか悩んでいました。でも自分の体調を考えると抗生物質を長期に渡って大量に使いたくなかったのです。私の免疫力はとても弱かったので、体が薬に堪えられるとは思えませんでした。

 

そこで情報を集め、体験談を探しました。そして私の体中を蝕んでいた病原菌や寄生虫にエネルギーを与えないために、でんぷん質、砂糖、牛乳などを一切摂取しないグルテンフリーの食事を始めました。私の消化器は完全に抵抗力を失い機能しなくなっていたからです。

 

すぐにエネルギーを取り戻し、精神的にモヤモヤすることも少なくなりました。この食事制限を5年続けましたが、私が食べていたものは自分の体に合っていました。同時にリフレクソロジー、ツボ療法、薬草療法、ハイドロセラピー、アロマセラピー、自己催眠、ヨガなどのセルフケアも実践しました。どの療法も大いに助けになりましが、結局完治することはありませんでした。

 

井本整体フランス支部の道場で学ぶ一番の魅力は何ですか?

 

2019年、ブルターニュのレミさんのところで井本整体の整体を体験した時、「ギアを上げて健康を取り戻すために必要なのはこれだ」と感じました。ヨガと比べ、整体ははるかに効果的でした。体操をするたびに体調が良くなりました。

 

レミさんの体操クラスまたは自宅で、私は2年間毎日練習していました。だから、オリビエ先生とジョージ先生が週末にブルターニュセミナーを開催した時、前年とは違い、今回は参加できると思いました。二人と話し、ジョージ先生の操法を受けることもできました。

 

オリビエ先生といると安心することができましたし、話をよく聞いてくれました。そして翌年、さらに体力を取り戻した私は、往復8時間かけてパリに行き、同じ日に講座を丸一日受けることに耐えられるようになりました。私は自分の健康を改善し、もっと技術を学びたいと思いました。

 

パリの道場では、オリビエ先生から多くのことを学び、たくさん練習もしました。整体のおかげでどんどん体調が良くなりました。そして過去に経験した多くのことを再発見したり、理解したりしました。整体は本当の人生哲学となり、私が今までしてきたことに続く自然な流れでした。

 

私は自分の身体と心、そしてなぜ病気になったのかをさらによく理解しました。私はいかにして病気の条件を作り出したのか。問題は病気ではなく、私の体全体、そして自分を取り巻く環境だったのです。

 

いくつか自分なりの答えを見つけました。

 

  • 南米で6年間過ごした湿度の高い熱帯気候。疲れて戻ってきて、ライム病に感染しました。

  • ストレスの多い職業経験や重積によるストレス。

  • 腕と体の使いすぎ。フランスに戻ってから私は家を設計して建設しました。床から天井までの内装はもちろん、外構や広い庭と畑の整備も手掛けました。

 

転職も何度かしました。ドリルで穴を開けたりケーブルを取り付けたりするために、6ヶ月間一日中腕を上げていたりなど、時にはきつい仕事もしました。

 

日本での3ヶ月はどうでしたか。

 

私は世界を探検することに常に興味があり、環境、動物、植物、人間そして人体に対して繊細な感覚を持っていました。学び、人と出会い、やり取りすることが好きな私にとって、日本へ行くことは自然な流れでした。自分や他の人の体のエネルギーの流れを感じ、身体をより良く読むためにも、私は井本整体の原点に行き、整体の技術をさらに修得する必要がありました。

 

私にとって大切なことは、解決策を探し、理解し、見つけることです。自分の体で実践している今、他の人たちも指導したいと思っています。

 

東京本部に来て、講師の先生、講座生の皆さんに出会いました。会話や技術の理解を手助けしてくれるために、とても根気強く、いつでも時間を割いてくれました。指導は厳密でハイレベルのものです。

 

年明けの東京セミナーでは、今まで学んだアドバイスやテクニックを、私の消化器を改善するために実践することができるでしょう(註:東京セミナー前に書いた原稿のため、東京セミナーで実践したいということだと思います)。道場では多くのことを学び練習しました。まだ道場を離れていないのに、もうまた来たいと思っています。やはり練習はとても大切で、必要不可欠なものなのです(「対応」、「中心」、「反発」の練習ように)。

 

私が講座に参加することを受け入れてくださった東京本部のみなさんに感謝しています。

 

今回の滞在では整体の修得と同時に、日本という素晴らしい国を発見し、日本人に出会うこともできました。みなさんとても歓迎してくれて、敬意を払い、私が日本人を知りたいと思ったのと同じぐらい好奇心旺盛でした。思いがけずとても素敵な出会いもありました。ただ発見し、観察する。それは自分の心の状態や振る舞い方次第でもあります。

 

私にとって、人生とは発見のようなものです。そう考えれば全てが違ってきます。まるで初心者のように。だから、相手のところに行くことには真の意味があります。素晴らしい景色、見知らぬ人との話し合いの後に差し出されたプレゼントなど、自分の勘に従ったおかげで嬉しいサプライズもありました。

 

整体を知れば知るほど、学ぶべきことがさらにどんどんあることに気付かされます。ソクラテスが言ったように、「自分自身は無知である」のです。井本整体が私に与えてくれた最大の贈り物は、自信とエネルギーを取り戻すための道具です。自信とエネルギー、この二つは下丹田と仙骨に関係する大事な鍵です。そのおかげで私たちは、少しずつ「回復力」を取り戻していくのです。

 

感謝を込めて、

 

ジェラール

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​ニコラ

Nicolas

こんにちは、ニコラです。私はスポーツのコーチをしており、よく美食に関連した第二の活動をしています。

 

私は井本整体を何年も前から学んでいます。私はすぐに、芸術であるこの技術の知性、常識、効果に魅了されました。井本整体は、若い頃にヨガや武道を何年も習ってきた私の姿勢に関する疑問に対する最良の答えでした。

このことを念頭に、私の最初の目的は、「井本整体の体操」の知識と練習を深めることでした。そこで5年前にオリビエ先生のもとでフランス支部の講座に入門しました。次第に、技術の繊細さと独創性を理解するようになりました。そして体をより良く読めるように洗練された技術を身につけ、最適な体操を提案できるようになりたいと思うようになりました。その後、興味はますます強くなる一方でした。そこで、ずっと前から考えていた日本への数週間の滞在を決意し、2023年8月に東京本部で学ぶことにしました。

 

何よりもまず、井本整体東京本部の先生、生徒の皆様に感謝します。

私を温かく迎えてくださり、先生方は寛大で時間を割いてくだいました。生徒の皆さんの優しさのおかげで、すぐに道場に馴染むことができました。そして最後に、私を一人にすることなく、可能な限り講義についていくことを可能にしてくださった通訳の方々の忍耐と努力に感謝します。

 

練習と勉強に捧げた時間を過ごすために、井本整体の本場に行くことを楽しみにしていました。パリでは、オリビエ先生のとても良い指導を受けることに恵まれ、井本整体の繊細さを理解しているつもりです。でも東京での練習の密度と頻度、いろいろな先生がいらっしゃること、そして講座生のレベルの高さによって、私は技術の要求と深さをより鋭く認識することができました。実際、いくつかの点について、私は理解したつもりになって時々安心していたかもしれません。でも東京本部でたくさん練習したことで、さらに技術の深さを体で感じることができました。現状ではやはり練習が足りないと思うので、パリでは講座だけでなく、もっと道場の練習に参加できるように、自分自身のスケジュールを調整したいと思っています。

 

私の場合、コーチやその他の活動で、いつも体に負担をかけてきたので、体を整えるために以前から体操をしていました。数年前までは、体操ですぐに不調を解決することができました。しかし最近は、以前のように楽に解消することができなくなってきました。しばらく落胆していましたが、今は、今までに学んだこと、そして今回東京本部で学んだことを活用して、最善の解決策を探す機会だと考えています。また自分のライフスタイルを見直す機会だとも思います。私の活動が原因で生じる自身の体の問題のおかげで、アドバイスする相手やその人たちの悩みをより身近に感じられることになるでしょう。

 

私が10代の頃から興味があった日本について最後にぜひお話ししたいことがあります。日本とフランスの間には特別な絆と親和性があることは知っています。だから私にとって日本がとても居心地がよかったのか、それとも特別な背景があったからなのかはわかりません。街ではすぐに居心地の良さを感じました(地下鉄と電車はちょっと難しかったですが、でもその点でも、私はいつも日本人の多くの思いやりに助けられました)。

 

日本は伝統とモダンを兼ね備えているというのが定説ですが、いずれにせよ、伝統を守ることによって、モダンに繊細さとエレガンスを加えることができるのです。それが伝統の力なのです。また、日本人の社会生活における市民意識と敬意もとても好きでした。もちろん外から見た者の意見ですが、私はそう感じました。ですから、私は東京を散策し、この美しく心地よい街を初めて体験し、そしてもちろん日本人に出会うことを本当に楽しみました。

 

改めまして、東京本部の皆様、本当にありがとうございました。

またお会いできることを願っています。

 

ニコラ

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ブルーノ

Bruno

私はブルターニュで井本整体の体操を指導しているレミ・ベレさんのおかげで整体に出会いました。初めて授業を受けた時から、体にみなぎる本物の充実感、そして整体への大きな興味を持ちました。そしてその後は当然のようにセミナーに参加し、講座を受講することになりました。

 

整体の技術はとても正確で、その原理はとても明確で具体的です。私はパリから離れたブルターニュに住んでいますが、オリビエ先生やジョージ先生、また日本から特別に来仏する日本の講師の方々の元で学ぶことはこのうえない機会ですので、距離は問題になりません。

 

パリに来るたびに、毎回多くのことを学びます。最初の講座を受けた時から、私は、私がこれから学んでいくことに間違いはなかったと分かっていました。整体が求める真剣な練習に加え、講師の方、そして先輩の講座生の温かい歓迎に心を打たれます。道場は、もっと学びたい、もっと練習したいと思わせる心地良い雰囲気に包まれています。

 

整体操法の技術、そして井本整体の体操を練習することは、私だけでなく、私の身近な人たちにもたくさんのことをもたらしてくれます。これからも、この素晴らしい本物の技術の道で、少しずつ上達していけるように願っています。

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セシール

Cécile

井本整体の初等講座は、私にとても多くのことをもたらしてくれました。私は、自分が多くのことを一つにつなぐ道の上にいると感じたのです。

・正確な技術

・体を中心に集め、心を鎮める

・体を動かすことへの温かい厳格さ

・集中、今自分がしていることに完全に集中する

・自分、そして他の人への尊敬

 

講師の方が教えてくれるように、「大切なのは、できることを最大限する」。集中を保ちつつも、自分をリラックスさせることを学ぶのです。そのためには、井本整体の体操はとても効果があります。もう一つ私が心地いいと思うことは、誰もが年齢や体の状態などに関わらず参加することができて、自分のリズムで学び、評価されたりしないことです。

 

なんでも経験しなければわかりません。そこで最初の講座の時から、講義で疑問があっても、予備知識無しにとにかく練習しました。整体は、どれだけお腹が大切か、そしてどのようにそれを整えるかということに応えてくれる、私が出会った初めての手法だったのです。

 

毎回参加するたびに、整体の効果を感じることができます。ともに練習し、経験を共有してくれる先輩の講座生、そして講師の方々に感謝いたします。

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