• 井本整体フランス支部

泣き声のBGM

こんにちは、井本整体フランス支部です。


朝晩窓を開けると、ひんやりとした空気が流れ込み、日中も20度前後と、

秋の訪れを体で感じるようになりました。

ちょっと涼しい朝は、のんびりと温かいカフェオレでも・・・と思いますが、

つい慌ただしい朝を過ごし、優雅に味わうことができません。


それでも最近お気に入りのカフェを見つけました。

近所のショッピングモールにあるよく見かけるカフェですが、

早めに行くと、まだ他のお店も開いていないので、

静かで薄暗い店内はちょっとした頭の整理にぴったりです。


10時を過ぎると、周りのお店が一斉に開店し、BGMも流れ、行き交う人が増えてきます。

するとBGMに混ざって、毎回のように遠くから赤ちゃんの泣き声が聞こえてきます。

通路に面したオープンカフェなので、しばらくするとすぐ横をベビーカーが通り過ぎます。

本当に小さな赤ちゃんから、ベビーカーにつかまり、目に涙を溜めてよちよち歩く男の子、

小さなお人形を抱えて泣いてる女の子、時には通路に座り込んで動かなくなる子も。

みんな必死に何かを訴えている様子です。


赤ちゃんやまだ喋れない小さな子供にとって、泣くことは大切な意志の表現。

おしっこがしたい、うんちがしたい、眠いのに寝れない、

暑い、寒い、眩しい、服が引っ張られて動きにくい、おなかが空いた・・・

赤ちゃんは一生懸命伝えようとしています。


ショッピングモールですから、お母さんたちも用事があったり、買い物をしたり、

ついおしゃべりに夢中になったり。なかなか赤ちゃんの方を見てくれないこともしばしば。

おしゃぶりをポイっと口に入れて泣き止む様子もよく見かけます。


赤ちゃんはそんなに複雑なことを要求することはありません。

でも意思表示が泣くことしかできないので、応えてもらえないとだんだんその声も大きくなります。

すぐに手を離せないことももちろんありますから、

そんな時は赤ちゃんといえどもちゃんと話しかけてあげれば大丈夫。

赤ちゃんの要求に応えることが信頼と安心感を育みます。


「ひとつひとつの要求に向き合い、応えてあげるということに大きな価値がある」

「この時に得る安心感が、これから社会で生きていく際のこころの強さをつくっていく」

                           (『子育て整体』(井本邦明先生著)より)


要求に応えてもらえた後の大きな笑顔、安心感に包まれた寝顔が何よりのお返しですね。


ところでそのカフェには、9時頃に必ずいらっしゃる常連のおじいちゃんおばあちゃんのグループが。

いつも6人で集まり、新聞とエスプレッソを片手におしゃべり、とても楽しそうです。

早い時間はあまり人がいないので、すっかり顔馴染みになり、先日一人のおじいちゃんから

「ボンジュール。仕事前のコーヒーかい?どこのお店で仕事してるの?」と質問。

どうやらショッピングセンターで働いていると思われたようです・・・。


9月も折り返しとなりました。夏の猛暑でりんごもいつもより早く実っています。

まだまだ残暑の日本ではアイスコーヒーの方がいいでしょうか。

皆様もお好きなお飲み物を片手に、素敵な週末をお過ごしください。