町に魚屋さんがオープン
- 井本整体フランス支部
- 2023年1月20日
- 読了時間: 2分
こんにちは、井本整体フランス支部です。
今月初め、家の近所に魚屋さんがオープンしました。
働き盛りのご夫婦が、ベルサイユのマルシェで魚屋を営んでいるご両親から独立し、
この町の元お花屋さんを改装して、ブルーが鮮やかな外装のお店を開店。
元々ベルサイユの時から、魚介類が豊富なノルマンディー地方から直接仕入れていたので、
ご両親と一緒に仕事をしていたご主人は、そのご縁をそのまま受け継ぎ、
店頭には産地直送、種類豊富で新鮮そのものの魚介類や加工食品が所狭しと並んでいます。
魚を買うとき、切り身になって売っているものはないので、
欲しい魚を選んで、そのままか、鱗を取ってもらうか、内臓を取り出してもらうか、
皮も取ってもらうか、またはフィレにしてもらうか、などを伝えて、
その場で捌いてもらいます。
初めてそのお店を覗いてみると、久しぶりに美味しそうなスズキの山を発見。
フィレにしてもらって帰宅したのですが、
あまりに新鮮なので、少し切り身にしてお刺身でいただきました。
サーモン以外の魚を生で食べることはほとんどないのですが、
これはどう見ても新鮮、その日に市場から届いたものだったので安心していただきました。
脂がのっていて、白身なのに風味豊か・・・
久しぶりのお刺身を食べて思い出したのは、
子供が小さい頃、日本で食べていたお刺身。
まだ1歳にならない頃から、鯛のお刺身を小さくたたいたものを
それはもう喜んでツルツルと食べていました。
栄養満点、準備はシンプル、おまけに子供の大好物、
お刺身は離乳食として大活躍の食材でした。
フランスに引っ越してきた時、次女は5ヶ月。
お刺身コーナーがあれば毎日通っていたのでしょうが、
フランスで魚を生で食べていいかどうかもわからなかったので、
慣れないスーパーで見つけた食材をあれやこれやと準備していました。
ああ、こんな時、お刺身コーナーがあればなぁと何度も思ったものでした。
お刺身文化のないフランスで、赤ちゃんにお刺身をあげることはないでしょうし、
そんなことを言ったら、皆驚いてしまうかもしれません。
でもフランスにはフランスの、日本には日本の、
美味しい食材が山のようにあります。
赤ちゃんに大切なのはタンパク質。
お魚よりお肉の消費が遥かに多いフランスですが、
この新しい魚屋さんの新鮮なお魚が、
多くの人の食卓に届き、赤ちゃんや子供たちの体づくりになりますように!
今週は冷え込みが厳しいですが、暖かくして良い週末をお過ごしください。

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