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  • 執筆者の写真井本整体フランス支部

リラクゼーション

フランスは秋らしい陽気になりました。

朝晩はだいぶ涼しくなり、木の葉も色づき始めています。


9月から新年度が始まりました。

まだまだ日々変化する状況に対応しなければならいことが多く、

慌ただしいスタートを切った方も多いと思います。


大人だけでなく、9月は子供たちにとっても忙しい時期。

新しい先生、新しい友達、新しい習い事・・・

たくさんの「新しい」が一気に頭に入って

毎年この頃は少し興奮気味になってしまうものです。


そんな中、9月に新一年生になった娘が

学校から帰宅すると、突然あぐらをかいて、

お腹に両手を当てて、目を閉じて、息をふーっと吐き出しました。


「何してるの?」

「リラクゼーション」

「どこで覚えたの??」

「学校で先生が教えてくれたの。年長のクラスの時からしてるよ」


数日後の保護者会でわかったことですが、

急にたくさんの情報が頭に入って興奮気味の子供達が、

給食の後、特に金曜日の午後の授業に落ち着いて取り組めるように、

教室で静かな音楽を聴きながら、「リラクゼーションタイム」を実施しているとのこと。

なるほど、そういう時代なのか・・・と驚きました。


確かに大人も子供も、新しいことが始まる時期は、ストレスもあり、緊張もあり。

9月も後半に入り、ドタバタが一段落したら、

体にも忙しさを乗り越えるために無理をしていたところがないかどうか、

お腹をゆったりと触ってみたり、

体の上の方に登ってきた緊張をグッと下げるように

深息法をしてみたりするのもいいかもしれません。


毎日次から次へとやることが押し寄せる忙しい現代。

中秋の名月のように、静かなそして凛とした気持ちで

一つ、そしてまたひとつ、

落ち着いて残りの9月を過ごせたらいいですね。


朝晩と日中の気温の差が大きくなっています。

季節の変わり目は体に色々な症状が出る季節。

皆様もどうかお気をつけてお過ごしください。







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