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今夜はお風呂でラ・マルセイエーズ

こんにちは、井本整体フランス支部です。


今月初め、日本のある新聞一面のトップ記事にフランス国旗が見えました。

わ、フランスのニュースがトップなんて何だろうと思って見てみると、


「社会のルール、移民に試験 : 仏、長期滞在の条件」


噂では聞いていましたが、今年から、2年以上の滞在許可証取得の条件として、「市民試験」に合格しなければならなくなったそうです。試験は40問、マークシート式で8割以上の正解で合格。

1日6時間の市民講座を4日間受講した後、市民試験を受けるシステムのようで、

フランス内務省のホームページには、「市民講座」の講義内容が公開されていました。

ちょっと覗いてみますと、

・共和国の原則と価値観

・制度、政治のシステム

・権利と義務

・歴史、地理、文化

・フランス社会での生活

というような5つのテーマがあり、そこから各論に展開されています。


さらには「市民試験」の公式問題一覧を見つけました。

ざっと見た感じ、200問ぐらいあるでしょうか。

「人権宣言はいつ採択されましたか?」

「自由とはなんですか?」

「ルイ14世の別の呼び名は?」

「フランスの植民地だった国は?」

「マルグリット・ユルスナールとは誰ですか?」

そして、フランス国家の穴埋め問題・・・。


「え、いつ?なに?どこ?誰?」と問題を眺めただけで頭に?が充満。

思えば、12年前は2日間の市民講座が義務で私も受講しました。

フランス語圏のアフリカ系の人はいいですが、私を含め数人の非アフリカ系の人は

フランス語が話せない人がほとんどでした。

「では自己紹介を。名前と出身国、何のためにフランスに来たか、特にどんな仕事をするか話してください」

いやいやいや、いきなりそんな、え、ほんとに?

と動揺したのも束の間、運悪く講師のすぐ横に座っていた私をみて、

「じゃ、あなたから」もう涙が出そうでした・・・。


颯爽と現れたフランス人女性弁護士さんが、机に座って脚を組み、

コーヒー片手に労働の大切さを語ってくれたのを覚えています。

そんな新鮮な景色をもやがかかったような目で見ながら

「ああ、フランスにいるんだ・・・」と実感したのを覚えています。

もちろん、当時聞いたことが頭に残っているはずもなく、恥ずかしい限りです。


長期滞在の新たな条件、そして円安も相まって

滞在期間に関わらず、日本ーフランスルートの壁がちょっと高くなってしまったような。

気軽に「遊びに来てください!」とも言えません。


でも、せっかく講座内容から公式問題まで公開されているのですから、

日常のさまざまなシーンをより円滑に進めるために、

いつかフランスに来ようと思ってくださる方がいた時に良きガイドとなるためにも、

もう一度市民講座の復習をしようと決意いたしました!(続くか分かりませんが!)

彼を知り己を知れば百戦危うからず、

まずはお風呂でラ・マルセイエーズを熱唱しようと思います♪


それではà bientôt !












 
 
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