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  • 執筆者の写真井本整体フランス支部

手は女、腕は男で肩女

こんにちは、井本整体フランス支部です。


3月に入り、春もすぐそこ!と喜んでいたのも束の間、

また雲に覆われ、怪しい空模様の今日この頃ですが

皆様お元気でお過ごしでしょうか。


でもそこは春、嬉しいニュースが入りました。

なんと3人のフランス支部講座生が今年東京本部の

講座に短期間参加させていただくことになりました。


遥か東に1万キロの日本へ、整体を学びに来日する決断をするのは

容易なことではないと思いますが、整体に対する熱意が溢れ、

東京本部で整体を学ぶために、日本へ来日することを決められたようです。


2人のフランス人講座生にとっては初めての日本。

見るもの聞くもの全てが初めてで、そのドキドキ感がこちらにも伝わりそうです。


東京道場ではもちろん全ての講義は日本語。

英語やフランス語を話す道場生やスタッフの方もいらっしゃるとはいえ、

講座について行くことは簡単ではないと思います。


言葉の壁はなかなか厳しいもので、在10年の私にとっても壁にぶち当たる日々。

特に悩ましいのは男性名詞と女性名詞。

どちらか迷った時は、複数形にして性を誤魔化したり、

冠詞の部分をうつむきがちにボソボソっと言ってみたりしてますが、

耳の良い子供たちに間髪いれず直される始末です。


井本先生のご著書や機関紙「原点」をフランス語に訳すと、否応なく体の部位が出てきます。

頭(une tête)、口(une bouche)、手(une main)、肩甲骨(une omoplate)、脊椎(une colonne vertébrale)、脚(une jambe)は女性名詞、

顔(un visage)、鼻(un nez)、腕(un bras)、お腹(un ventre)、背中(un dos)、足(un pied)は

男性名詞。


ルールもあるようですが、例外も多く、これは慣れるしかないようです。


新しい言葉が出てきた時はどうするのだろうと思っていましたが、

コロナは女性名詞のようでしたが、男性名詞として使用されている場合も多く、

どうやら明確にどちらとは言えない様子。もうほとんど会話にも出てこないので、

男性か女性かを議論することなく、このままふわりと収束してくれるといいですね!


いつか日仏整体用語集を作成して、フランス支部講座生の来日や、はたまた日本から道場生をお迎えする日に備え、言葉の壁を少しでも低くすることができればと夢は膨らみますが、言葉の壁もなんのその、整体という共通言語を手や体で感じ、東京の道場生に囲まれて整体の習得に励むフランス人講座生の姿が目に浮かぶようです。


他の人の心配より、大人しくフランス語の勉強をすることにします・・・。


それでは3月も素敵なスタートを!


















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