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  • 執筆者の写真井本整体フランス支部

目の回復を目指すうさぎ年

こんにちは、井本整体フランス支部です。


今年に入って、「ザ・パリの冬」というグレーの天気が続いている今日この頃。

先日リヨン在住の知人が来た時に「わー、パリだね。暗いね」と開口一番言われました。

寒さも続き、小雨も続き、どうしても室内で過ごす時間が長くなります。


そんな時、何か楽しめることはないかと、刺繍を始めてみました。

有名なフランス刺繍は眺めるだけにして、四角い刺繍でモチーフを作成するものです。

生まれて初めての刺繍糸を手に、ひとマスごとに刺繍をしていくのですが、

手も目も慣れてなく、このひとマスがとても小さめ。

「このサイズのマスは大きめなので、初心者の方でも簡単です」と書かれていますが、

全然簡単な気がしない・・・

全てが初めてのストレスを抱えながら、ずっと小さなマスを見て、

小さな針先に神経を集中して前屈み。

目と布の距離も近く、気がつくと体がそのままの形で固まったような感じです。


そんなある日、ふと、視界がいつもに増してぼやけていることに気がつきました。

以前は見えていたものがなんだかボケていて、焦点が合わせにくくなっています。

元々近眼がひどい上に、最近は歳もあるのか、どこならちゃんと見えるのかがよくわからないほどごちゃごちゃの状態に。

これ以上負担を加えたら両眼がうんざりしてストライキを起こしそうです。


1月号の原点に掲載されていた「テーマ別セミナー・目のトラブル」の記事を思い出しました。


「腕の使い過ぎによる姿勢不良で、腰、肩甲骨と負担がかかり、最終的に目にも負担。

目は心、脳、肝臓にも関係がある。」


目は思っている以上に体の他の部位と影響し合っているんですね。


ただでさえ腕をよく使う日々に加え、細かい作業でさらにダメージを加えてしまっていたので、

「視力回復作戦」を決行することにしました。


これに対処する方法は、なんと言っても蒸しタオル、そして体操です。

原点で紹介されている体操は、「重ね重ねの体操(懸垂型)」「膝伸ばしの体操」「仙骨挙上体操」「コウモリ様体操」などです。


まずは蒸しタオル。朝目覚めた時に行えば、驚くほど視界がくっきりし、時計の針もちゃんと見えますし、目が2倍ぐらい大きくなった感じさえします。夜寝る前にすると、パソコンなどで酷使した目に

熱が心地よく浸透するのが実感できて、首から上、頭の中までスッキリするので、入眠の質が良くなる印象です。それに加えて、日々その時に体に必要だと感じる体操をする。

そんなプログラムで続けてみようと思っています。


目の蒸しタオルを子供にしたことがありますが、終わった時のスッキリ感を体全体で表現してくれるほど良かった様で、「すっごいスッキリした!」と、なんだか姿勢も急に良くなって、スキップしながら宿題をしに行きました。


さらに、今日届いた伊藤先生のメールマガジンも目のお話!(ぜひご一読を)。

視力回復プログラムを頭の中で始めた矢先だったので、

伊藤先生に「しっかりやりなさい!」と言われている様で、とても三日坊主はできません。


オリビエ先生に「今年は目をよくします!」とまだ何も始めないうちから堂々と宣言したところ、

「ここにも目と関係する点があるんですよ」といきなり耳を引っ張られました。

そういえば、原点の記事にも皆さん耳を引っ張っている写真が・・・。


知れば知るほど奥深い「目」。

起きている間大活躍の目をちょっと休めて、目に優しい週末を過ごそうと思います。








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