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  • 執筆者の写真井本整体フランス支部

続けることの大切さ

こんにちは、井本整体フランス支部です。


以前から使用していたメガネが壊れてしまったので、

前回日本へ帰国した時に、新しいメガネを作りました。

家の中では裸眼で過ごしていますが、車の運転に十分な視力がないので、

外出時はメガネかコンタクトレンズをしています。


お店で視力検査をして、黒縁まん丸のフレームをかけてレンズを試してみます。

担当になった若い男性の店員さんがレンズをあれこれ差し替えて

「これとこれはどちらの方が良く見えますか?」と親切に聞いてくださいます。

そして「じゃ、このレンズで良さそうですね。ちょっと外や周りを眺めてみてください。見えますか」。

「はい、よく見えます」

「ではこの近くのメニューを見てください。見えますか?」

「・・・。」


近視なのでメガネをかけると遠くがよく見えるようになりますが、それで近くを見ても

以前はそんなに違和感はありませんでした。ところがメニューの文字がよく見えず、

ちょっと手元から離すと焦点があって見えました。これはもしかして「老眼」・・・

店員さんに向かって、「見える気はするんですが、ちょっとずれてしまうような・・・度があってないのかな」と、なぜか見栄を張りながら話すと、

「ああ、まあ、ね、だんだんそうなってきますよね」

とのお返事。ああ、だんだんそうなってきてしまったんですね・・・。


1年ほど前、目が疲れていた時、目に蒸しタオルを続けていた時期がありました。

毎朝毎晩、目に蒸しタオルを当てて、眼球をぐるぐると動かすこと1ヶ月。

ふといつものように時計をみると、それまでずれて見えなかった数字が見えるようになって、

とても嬉しくて驚いたことを覚えています。


逆に、ここ2週間はそれはもう目を酷使して、どう考えても目に悪いと思っていたところ、

案の定、見えていたものが見えなくなってしまいました。


『たった5分で体が変わるすごい熱刺激』に「視力低下・老眼」という項目があります。


「目についている細かい筋肉の伸び縮みがうまくいかなくなることで起きるのが視力低下」

「目の周りの血流が悪化していたら、眼球やそのまわりの筋肉が痩せ細って働きが鈍る」


1年前にも同じところを読んで、それから蒸しタオルを続けました。

ところが症状がよくなってきて、いつの間にか蒸しタオルの習慣を忘れてしまっていました。


乱視を患っていた方、白内障と診断された方の体験談が掲載されていますが、

お二人とも、3ヶ月、数ヶ月毎日続けて症状が回復されました。

そしてその後3年間、毎日続けていらっしゃったのです。


朝一番、目の上に蒸しタオルをすると、もう目が2倍になったのではと思うほど、スッキリしますし、

夜寝る前にすれば、一日の目の疲れが驚くほど取れて、「ああ、これで寝ている間に目がゆっくり休める」と実感できます。そんな素晴らしい感覚があったにも関わらず、ちょっと効果が出たからといって、継続することを忘れてしまい、また目を酷使して疲れさせてしまっていた私は、穴にあったら入りたい思いです・・・。


蒸しタオルでも体操でも、それが習慣となるまでにはしばらく継続することが大切なように思います。

もちろん、特定の症状を回復するために一時的に集中して行う場合もあると思いますが、

「ゆるめる」「温める」ことは、日常の生活と体の流れを良くする基本ですから、

体操や蒸しタオルが生活の一部となると、気がつかないうちに快適な日々が続くのかもしれません。


「これ見て」と携帯電話の写真を目の前に突き出されると、焦点が合わず、

思わず後退りしてしまう今日この頃、改めて蒸しタオルを続けてみようと思いました。


皆様もどうかゆったりと目を労って、素敵な週末をお過ごしください。







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