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  • 執筆者の写真井本整体フランス支部

苺、腰痛、筋肉痛

こんにちは、井本整体フランス支部です。


先日、一般の人に開放している大きな農場に行ってきました。

そこは4月から10月末まで訪れることができる農場で、

チューリップから始まり、各種野菜、果物、花など

数えきれないぐらいのたくさんの作物を収穫することができます。


毎年、広大な農場を散策しながら、季節の野菜や果物を収穫するのを

楽しみにしています。

5月下旬、例年より少し遅れていちご狩りが始まりました。

見渡す限りの地植えのいちご畑に行くと、

丈夫に成長した葉の下に真っ赤なイチゴが鈴なりになっていました。


苺は一瞬真っ赤に見えても、収穫のタイミングでない時があります。

熟れた苺は、苺をクルッと上に向けると、全く力を入れなくてもポッと採れます。

あ、この苺美味しそうと思わず手を伸ばしても、引っ張らないと採れない時も。

そんな時に無理に引っ張っても、あまり甘くなかったり、よく見ると白い部分もあったり。

また、熟れた苺は、苺の頭についている葉っぱが王冠のように上に持ち上がっています。

まるで「私を今採って」と話しかけられているようで、

くるっと上に向けてぽろっと自然に手のひらに落ちてくると、

なんだか苺と通じ合ったような気がしてとても嬉しくなるものです。


農場に行くたびに、井本先生の門下生の方が、畑仕事をされている様子を思い出します。

機関紙「原点」に時々お写真やエピソードが掲載されていますが、

畑仕事や草取りで学ぶことがたくさんあるとのこと。

そのお仕事ぶりを原点を通して拝見するたびに尊敬の念を抱いていました。


草取りの姿勢や、野菜が求めていることをタイミングを逃さずにするのかな・・・。

整体に通じる畑仕事とはどんなものだろう。

そんなことに思いを馳せています。


私も数年収穫作業をしているし、作物のことも少しずつわかってきたし、

もしかしたら畑仕事を通して何か学べているのかも、なんて

調子に乗っていたのですが。


地植えの苺畑、まだ緑の苺もたくさんあり、一箇所で一気に採れるわけではないので、

少しずつ移動しながら収穫しなければなりません。

最初は片膝を立てるようにして座って苺を採っていたのですが、

そのうち立ったまま腰を丸くかがめて、時に畝を跨いで葉をよけながら苺を探すように。

そして赤い苺を見つけると「あ、採らなきゃ」とつい夢中になり、

変な姿勢のまま、気がつけば長時間作業を続けていました。


苺もたくさん収穫できてルンルンと帰宅したその翌日。

腰はバキバキ、太ももが筋肉痛という、まさかの収穫が。

辛い農作業ならともかく、農場の人が一から育ててくれた苺をただ採りに行くという、

お殿様仕様のいちご狩りで腰痛に筋肉痛とは、

門下生の方のお仕事ぶりが脳裏をよぎり、恥ずかしい限りの結果となりました。


それでは良い週末をお過ごしください。















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